排気HEPAフィルタユニット 給排気HEPAフィルタユニット
陰圧化用途にあわせた2種類の機材を用意しております。
排気HEPAフィルタユニット 型式: SD-800CS 選定目安 20m3~40m3体積のお部屋
給排気HEPAフィルタユニット 型式: SD-800SUP 選定目安 40m3以上のお部屋
用途に応じた選定を実施させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
<外形図>
<特徴>
① 既設の 一般検査室・一般病室の陰圧化が可能
② 風量ボリウムの操作で排気風量(SD-800SUPは給気風量も)コントロールが可能
③ 本体差圧計によりHEPAフィルタの目詰まりチェックが可能
④ 建屋側ファンとの連動動作が可能
⑤ 地震対策として、床面アンカーもしくは壁面固定の選択が可能
<出荷時・据付後 検査内容>
※CDCガイドラインはもとより、弊社基準で判断し、更なる検査項目を設けております。
① HEPAフィルタの透過率検査 ※HEPAフィルタ性能を確認します。
判定基準:0.3μm粒子の透過率が排気ダクト測定ポイントで0.005%を超える部位のないこと。
0.3μm粒子の透過率が給気HEPA 2次側走査で0.01%を超える部位のないこと。
② 風速・風量試験 ※換気回数は、1時間あたり12~20回の範囲であることを計測します。
判定基準:風量計・風速計の双方で計測し、陰圧用途の排気風量・循環風量の正確な値を計測。
③ 気流方向試験 ※陰圧室内外の気流方向をクリーンな水蒸気を用いて確認します。
・引戸/開き戸 下方(上方)層流
・引戸/開き戸 周囲
・機器吸込口・吹出口
④ 室内陰圧度検査 ※陰圧度が-2.5Paよりも低いことを確認します。
判定基準:専用マノメーターをピトー管へ接続し、ピトー管は陰圧室内へ固定。
マノメーターは、室外へ設置しその値が、2.5Pa以上であることを確認。
⑤ 絶縁抵抗検査 ※漏電等、電気系統に問題が無いことを確認します。
判定基準:充電部と非充電部との間の絶縁抵抗は1㏁以上であること。
⑥ .騒音試験 ※規定位置での騒音値を確認します。(排気風量 8m3/min の場合、約40dB)
判定基準:吸込口中心から1mの位置で約35dB~50dBであること。
<参考写真>
写真掲載ご協力元: 森山記念病院
ダクト工事写真
窓開口部へパネルを設置し、既存窓の開閉及び施錠へも影響が無いように施行、FDも設置
ダクトラインは全て天井裏とし、ダクトの見える範囲は最小限としております。
据付後写真
地震対策として、床面へ専用金具を取付けアンカー固定を実施
据付後、全ての検査基準を満たしていることを確認しております。
型式:SD-800CS 設置後写真
※陰圧テントなどで上部のみを分割して使用することが可能です。
型式:SD-800SUP 設置後写真
尚、弊社では機器据付のみではなく、陰圧室の施行・ダクト/電気/給排水設備工事・消防用設備工事の手配等
総合的にサポート可能です。お気軽にお問い合わせください。